円安・資産移転を考える時代【1】

 

今年、日本円が円安となった主な要因は、
日米との政策金利差だと言われています。

為替には金利の高い通貨の方に
資産が流れやすい傾向があります。

今年、金利差が開いたドル円は、
円が売られドルが買われる動きにより円安となりました。

日本が利下げに政策を転換しない限りは、
この金利差は来年以降も続くものと見込まれます。
ならば、来年は更なる円安になるかと言われれば、
それは不透明です。

なぜなら一時期の円安は、
為替介入が入るほどの
行き過ぎた状況であったためなんです。

たとえば、
リーマンショック前の日米金利差は3%程度でしたが、
当時のドル円は117円台と、
今年の様な大きな円安にはなっていません。

では、2022年はなぜここまで円安が
深刻化してしまったかと言うと、
金利差とは別にもうひとつの問題を抱えているからです。

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