利益首位のSMプライム
フィリピン証券取引所の2023年の不動産企業の事業報告書が発表されました。
収入首位はアヤラランド、利益首位はSMプライム、
アヤラランドとSMプライムは常に首位争いをしています。
この二大勢力はフィリピンの財閥の中でも特に大きく、フィリピンに住んでいるとSM系やアヤラ系の商業施設やコンドミニアムが1番目につきます。
どこの企業もすごい勢いで成長している中、この2つはダントツです。
マニラのリゾートエリアはSMが大きく占めていれば、マニラ随一の高級モール街などはアヤラが占めています。
「アヤラランドの総収入は前年比(以下同様)18%増の1,489億ペソ、帰属純利益は32%増の245億ペソであった一方、アヤラランドと首位を争うフィリピン最大のショッピングモール開発企業であるSMプライム ホールディングスの収入は21%増の1,281億ペソ、帰属純利益は33%増の400億ペソ、
アヤラランドは収入では首位を維持しましたが、帰属純利益ではSMPHの約61%の水準にとどまっています。
なお、SMPHの帰属純利益400億ペソは、2019年の381億ペソを上回っています。なお、SMPHのショッピングモール賃貸収入は24%増の613億ペソ、アヤラランドは31%増の211億ペソなど総じて好調です。」
-引用 フィリピン経済・金融・投資情報-
今後も良い戦いが続き、フィリピンを大きく成長させてくれそうですね!